
ソロキャンプで使える着火道具6選
ソロキャンプに限らず、キャンプでポイントになってくるのが火起こしです。
ソロキャンプの醍醐味でもある焚火をするためには火起こしが欠かせません。
そこで今回はソロキャンプで使える着火道具をご紹介していきたいと思います。
・マッチ
ソロキャンプで使える着火道具としてまず挙げられるのが、マッチです。
小さい箱のものであれば邪魔にはなりませんし、それこそポケットに忍ばせておくこともできます。
使い慣れていない方であれば擦るのに苦戦するかもしれませんが、火がついてしまえばそのまま放り込むことができるのでとても便利です。
ただ、雨の日や風の強い日には扱いにくい部分も出てくるでしょう。
今ではマッチそのものがややレトロな存在になってしまいましたが、だからこそソロキャンプでの雰囲気を演出するのにも役立ってくれます。
・ライター
おそらく日常生活の中でもっとも馴染みのある着火道具がライターです。
馴染みのあるものだからこそ、ソロキャンプに持っていくのにもおすすめです。
コンビニやスーパーなどでも簡単に手に入りますし、価格もお手頃です。
マッチと同じように小さくて邪魔にならないので、ポケットに入れておいてもいいでしょう。
ただし、ライターは気温が低いと点火しにくい傾向にあります。
風で火が流れてしまうこともあるので、その点は注意しておきましょう。
そういった部分を差し引いても、着火道具として扱いやすさではトップクラスと言えます。
・ファイヤースターター
ソロキャンプの着火道具として今や当たり前になっているのが、ファイヤースターターです。
テレビなどでも有名人の方が使っていることは多いです。
金属の棒を擦って火花を飛ばし、着火させます。
そのため、ファイヤースターターは「メタルマッチ」と呼ばれることもあります。
マッチやライターなどと違って気温の低さや雨風の影響を受けにくく、とても便利です。
ファイヤースターターを使うときには木くずなどを集めて、小さな火花で火がつくように準備を整えておきましょう。
その際にロッド部分、つまり金属の棒の部分をしっかりと固定するのがポイントです。
・ファイヤービナー
ソロキャンプではひとりで荷物の持ち運びをすることになりますので、ひとつで何役もこなしてくれるアイテムがあるととても便利です。
実は着火道具にもそういったものがあります。
ファイヤービナーと呼ばれるものなのですが、カラビナタイプの着火道具になります。
ライターのようにホイールを回すことで火花を飛ばすのですが、着火道具として使えるだけではなく、カッターやドライバーなどとしても使えるものもあります。
カラビナタイプということで持ち運びにも困りませんし、そもそも持ち運ぶという感覚にもならないでしょう。
・アークライター
通常、ライターというとガスかオイルが必要というイメージがあるかもしれませんが、実はそのどちらも必要としないライターが存在します。
それがアークライターです。
「プラズマライター」と呼ばれることもあります。
アーク放電による着火をするライターになりますので、風の強い日でもまったく問題はありません。
USB充電ができるものもありますので、やはり便利でしょう。
ライト機能も兼ねているようなものもありますので、自分にとって使いやすいものを吟味していくことをおすすめします。
・ファイヤーピストン
ソロキャンプでの着火道具として新たな選択肢となりつつあるのがファイヤーピストンです。
「圧気発火器」とも呼ばれるもので、空気を圧縮することで火種を作り出すという面白い着火道具です。
市販されているものもたくさんあるのですが、身近にあるもので自作することもできます。
定番の着火には飽きてしまったという方であれば、ファイヤーピストンにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
・着火道具はいろいろそろえておいて損はない
ソロキャンプでの着火道具というと「使いやすいものがどれかひとつがあればいい」と考えてしまいがちです。
ただ、着火道具はいろいろとそろえておいたほうがよりソロキャンプを楽しめるようになります。
というのも、ソロキャンプでの着火というのはひとつの楽しみでもあります。
「今日はマッチを使ってみようかな」「今日はライターで手っ取り早く」「今日はファイヤースターターにチャレンジしてみよう」といった具合にその時々の気分によって着火道具を選べるようにしておくと、よりソロキャンプを楽しめるのです。
ありがたいことに着火道具というのはどれもそう荷物にはなりません。
いくつかまとめて持っていっておくと、着火がうまくいかないときの保険にもなってくれるでしょう。